性病の知識が無いと困ったことに・・・

正しい知識を身に着けて自分の身を守りましょう

性病にならないためにできること

性病になってしまったらどうしよう、
そんな不安は誰もが持っていることでしょう。

そのためには何よりも、
予防法をきちんと実践することが必要不可欠です。

以前にもコンドームを使用するといったことを紹介しましたが、
性病予防としてできることはそれだけではありません。

性行為をする相手を限定してしまえば、感染するリスクは格段に下がります。

そのとき、パートナーが性病と全く無縁という人であれば、
自分が性感染症になってしまうことはまず考えられません。

その他にも、行為の前には身体をきちんと洗うことも有効とされています。

これは少し予防法とは違うかもしれませんが、
酔っ払っているときの性交渉は控えるようにしてください。

その場の勢いに任せてしまうことも多く、
コンドームの使用を忘れてしまうなど、判断力が鈍ってしまうからです。

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感染拡大の速度

性病の感染拡大の速度というものは、感染者自身の動きによって大きく変化していきます。

たとえば性交渉を行う回数も相手も多い場合は、その分感染拡大の速度は高くなります。

また、性感染症の潜伏期間というものは、その種類によって違ってくるため、一番最初に感染させてしまった人がさらに多くの人に無意識の間に感染を広めてしまう場合も多々あります。

このようなことは特に若い男女において起こりやすいことで、いかに性的モラルが性病予防を考える上で大切なのかを物語っています。

一人一人の若者が、性病についての知識を深め、その感染に危機感を持つことが、実はもっとも大切なことなのではないかと思います。

若い人ほど、まずは知識を多く身につけていくようにしてください。

マナーとして確実に

性交渉による病の感染を予防するには、コンドームの使用が最低限必要だということはほとんどの人がすでに理解しているはずです。

しかし、実際に誰かと性交渉を行う場合に、特に若者の間ではゴムを使用できる人は少ないのが現状です。

これは単純に自身の節操のなさが原因となっている場合もありますが、性交渉を行う相手からの勧めに応じてしまうことでゴムの使用を行わない場合も多々あるようです。

そしてそんなときには、コンドームの使用というものはすでに現在では一般的なマナーのひとつになっているということを理解しておきましょう。

あくまでマナーとして守らなければいけないと頑なに考えていれば、どのような相手との性交渉もより安全に行うことができるでしょう。

中断は御法度

一度医師の診断の下、性病治療を開始したなら完治するまで医師の指示には従いましょう。

少なくとも治療薬の投与を自己判断で勝手に中断したりすることだけは止めておいてください。

もしも投薬を中断してしまうと、性病が再発する可能性があるだけでなく、症状がぶり返した際には、性病の原因菌が耐性菌となってしまい、さらに長期間の治療が必要になる場合があります。

耐性菌というものは通常の治療薬に体勢を持ったものであり、これが発生するだけで、性病の治療期間は二倍以上になる場合もあるためよくよく注意しておくべきです。

また、アルコールの過剰摂取も耐性菌の発生を助けることとなる可能性がありますので、治療中のお酒はほどほどにしておいてください。

身の周りのために

自分ひとりが性病を発症しているために、自分の身の周りの人に性病を感染させてしまう場合がよくあります。

それも本人はまったく感染に無自覚である間に、とても多くの人に感染を拡大させてしまうことがよくあるのです。

このようなことが起こらないようにするためには、まず自分自身の性病感染を早い段階で自覚できるようにしていきましょう。

具体的には検査キットを購入してそれを度々、定期的に利用していくことがとても重要です。

これをずっと行っていくだけで性病を他人に感染させる確率は大きく下がることでしょう。

性病の感染はあくまで自分ひとりの問題ではなく、周りに居る人物にとっても問題であることを覚えておくべきだとわたしは考えます。

梅毒と痴呆

梅毒という名の性病とは、性病としては珍しく痴呆を発症させてしまうものとよく知られています。

これはあくまで症状を十数年放置させていくことでしか起こりえない症状ですが、たしかにこの症状に苦しめられている人は今も多く居るものです。

この症状はなぜ起こるのかというと、梅毒はそもそも症状が末期ともなると中枢神経や脳にまで悪影響を及ぼすものです。

そのため、この症状を除去しようとすることがとても大切なことだと思います。

梅毒によって痴呆が発症する前に治療を完了するチャンスというものはいくらでもあると思いますので、慌てずに確実にこれを治療していくことができるようにしていってほしいとわたしは考えているところであるのです。

淋病の症状について(女性編)

女性が淋病を発症した場合の症状は、残念ながら多くの場合が無症状であると言ってもいいでしょう。

症状が現れた場合でも、淋病には特徴的な症状が無いため、単なる膀胱炎や膣炎として自己判断で終わってしまう女性も多く見られます。

その際の症状は、熱感を伴う軽い排尿痛や軽い下腹部の痛みなどがあり、黄色のおりものや血液が混ざったおりものが現れる場合もあります。

ただ、先述したとおり、非常に些細な変化であるために見逃してしまうケースが多いのが現状です。

淋病を治療せずに放置した場合、「子宮頚管炎」を引き起こす可能性があることでも有名です。

ただ、この子宮頚管炎を発症した場合でも無症状であることが多く、強い腹痛などによって気が付いたときには既に重症化していたケースが少なくないのです。

性病治療はお早めに

実は性病に感染していることを自覚して居ながら、あえてそれの治療を行わずに放置してしまっている人が実際に多く居るのです。

たとえばクラミジアはその感染力がとても強く、高い確率で何度も同じ人に感染してしまう性病ですから、これの感染に慣れきってしまって、感染後も治療せずに放置してしまう人が多く居るのです。

そしてこのような放置が続くととても高い確率で通常の性病の症状とは違った、より重度の病を発症させてしまう場合があります。

たとえば前述のクラミジアはさらに悪化すると不妊症などの深刻な病を発症してしまいます。

だからこそ、性病はどのような種類のものでも早い段階で治療していくことがとても大切なことだと言えるのです。

淋病の症状について(男性編)

以前、男性に多い性病として「淋病(淋菌感染症)」をご紹介させていただきました。

今回は、その淋病を発症した場合の主な症状についてお話をしたいと思います。

男性の場合は、淋菌に感染してから約2~7日後に、感染者全体の約半数以上が性器やその周辺に何らかの異常を感じることがあると言われています。

特に、淋菌が尿道に感染した場合、排尿時や性交時に激しい痛みを感じたり、尿道からの膿が確認される場合があります。

中には、激しい痛みにより歩行困難に陥る患者さんもいらっしゃいます。

治療が遅れた場合、後遺症として尿道狭窄(にょうどうきょうさく)などの排尿障害が起きる場合もあるため注意が必要です。

ただ、これらの症状が1ヶ月ほど経過してから現れるケースもあり、無自覚のうちに相手の女性へ感染させてしまっている場合もあります。

自己感染も起こる

以前、性病は誰にでも感染する危険性があるとお伝えしましたが、それは普段性交渉を行う機械がないという人にも感染しうるということを意味しています。

実は性病の感染は、ただ性交渉によってのみ起こることではありません。

残念ながらほかにも感染経路はいくつも存在し、中でもとても厄介なのが自己感染です。

これは主にカンジダの発症においてよく起こることです。

カンジダの発症原因となっている真菌は、人が免疫能力をなんらかのかたちで低下させてしまうと、すぐに性器において異常繁殖してしまうのです。

そしてこれによってカンジダを発症し、女性の中には白くて異臭のするおりものを多く発生させてしまう人も居るのです。

まず性病は自己感染も起きうるということを知っておかなければなりません。

男性にも警鐘が

子宮頸がんを引き起こす「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は、近年の研究によりそれ以外のがんを発症させることにも大きく関与している可能性があることが指摘されています。

約150種類以上あると言われているHPVですが、子宮頸がんを引き起こすのはHPV16型とHPV18型と呼ばれる種類のウイルスであると考えられています。

その中でもHPV16型が、「頭頸部がん」のひとつである「口腔がん」や「舌がん」に関与していると考えられており、HPV16型が関与したと思われるがん細胞は、主に下の根元や扁桃、軟口蓋(なんこうがい)に発生することが明らかになっているそうです。

このように、女性にのみ大きな影響を与えると考えられてきたHPVですが、男性も同じくがんを発症させる危険性があることを覚えておいてください。

子宮頸がんを引き起こす

前回ご紹介した尖圭コンジローム(コンジローマ)の原因である「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は、女性特有のがんである「子宮頸がん」を引き起こす原因であると言われています。

HPVは皮膚に付着する「皮膚型」と粘膜に付着する「粘膜型」の2種類に分類されます。

子宮頸がんの原因となるのは「粘膜型」によるものであると言われています。

そもそも、ほとんどの女性が生涯に一度はHPVに感染することがあると言われているのですが、そのうちの約80~90%はHPVが体外に自然排除されることで治癒すると考えられています。

しかし、残りの約10~20%に関しては、感染が長期化し細胞に異変が起きてきます。

この細胞異変が長い時間を掛けて高度異形成へと進行した場合に「子宮頸がん」を発症すると言われているのです。

見て判断出来る性病

性器や肛門周辺にニワトリの鶏冠状のイボがたくさん形成される性病があります。

それが「尖圭コンジローム(コンジローマ)」という性病のことで、ヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)によって引き起こされるものです。

感染力は非常に強く、感染者のパートナーの約3分の2は9ヶ月以内に感染を受けるという報告もあります。

男女共に性器や肛門周辺に鶏冠状のイボが形成されますが、痒みや痛みなどの症状はほとんど無いと言われています。

そのイボが目で確認出来るようになるには、感染後約3ヶ月ほど掛かると言われています。

また、再発を繰り返すことが多い性病であることも知られており、完治するまでは根気よく治療を受け続けることが大切です。

その再発の確率は、治療後3ヶ月以内で約25%と言われており、その再発率の高さが伺えます。

性病を防ぐには(2)

以前、性病を防ぐにはコンドームの着用が最も重要であることをお話しました。

確かに、正しくコンドームを着用することでほとんどの性病を防ぐことが出来るでしょう。

しかし、性行為を行う場所も大切であることを覚えておいてください。

特に気温が高くなる夏に多く見られる傾向にあるのですが、屋外での性行為は自殺行為であると言っていいでしょう。

コンドームの着用によってパートナー間の感染を防ぐことは出来ますが、衛生環境の悪い屋外で性行為を行うことによって、性器やその周辺へ細菌やウイルスなどに直接感染してしまう危険性があるからです。

そもそも、屋外は性病を引き起こす細菌やウイルスの温床です。

そのような場所をわざわざ選んで性行為を行う必要は無いのですから、きちんとした衛生環境の中で性行為を楽しむことを忘れないでください。

ペニシリンという薬

梅毒と淋病の治療において、特効薬として用いられることの多いペニシリンという薬。

この薬の誕生は、実に数え切れない人数の人々を救ったといわれています。

この特効薬がまだ開発されていない時代には、梅毒と淋病は不治の病として知られているものでした。

そしてそれゆえに、それらの病の症状や、間違った治療法によって亡くなる人が多く居たのです。

そこにペニシリンという存在が現れて、一気に問題は解決へと向かったのです。

そういう意味でこの薬はまさに偉大な薬剤であると言うことができますが、その分開発にはかなりの数の学者が膨大な時間をかけたといわれています。

人類にとってこの薬は、あらゆる意味で重大な薬であることは間違いないと言えるでしょう。

淋菌について

淋病(淋菌感染症)を引き起こす原因菌である「淋菌(Neisseria gonorrhoeae)」は、人とチンパンジーだけに感染する真正細菌(ナイセリア属グラム陰性双球菌)のことを指します。

ナイセリア属の真正細菌は全部で11種類あると言われており、そのうち9種類は日本人の約5~10%が口腔内に保有する「常在菌」であると言われています。

しかし、それらは人体には無害であるため、病原性のものは残り2種類の「淋菌」と「髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)」のみであると言われています。

近年は、この淋菌に抗生物質などの薬剤に対する耐性を獲得した「薬剤耐性菌」が出現したと言われており、新たな抗生物質や抗菌剤に対しても短期間のうちに耐性を獲得すると言われているのです。

その原因は、性風俗などの蔓延や治療を最後まで行わずに放置してしまうことではないかと考えられています。

男性に多い性病

性風俗でのオーラルセックスなどによって、男性の中で近年増加傾向にある性病があります。

それがいわゆる「淋病(淋菌感染症)」と呼ばれる性病です。

淋病は、性的に活発な人が発症しやすいと言われているほど、性交やオーラルセックスなどの性行為によって感染するものです。

淋病の感染者は圧倒的に男性が多く、特に20代の感染者の割合は約半数以上とも言われています。

しかし、女性が淋病を発症した場合、ほとんどが無症候感染(感染しても症状が現れない)であるため、病院へ受診する機会が極端に少ないことも一因ではないかと考えられています。

クラミジアは口腔内にも

オーラルセックスなどによって、クラミジアトラコマティスが咽頭に感染するケースがあります。

「咽頭クラミジア感染症」とも言われており、性器にクラミジアが確認された場合、約20~30%の患者の咽頭にも感染が確認されることがあると言われています。

主な症状は、咽頭の腫れや扁桃炎、発熱などの風邪の諸症状によく似たものですが、性器クラミジアと同じく、それらの症状が現れない場合がほとんどです。

扁桃炎や咽頭炎などで、通常の抗菌薬が効かないという場合にはクラミジアの感染が疑われる場合があります。

また、性器クラミジアに比べて咽頭クラミジアは治療に時間が掛かるとも言われているのです。

 

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